1. セイラビリティを応援するメルボルン市
2.  編集記
3. ギリシャ心のコンサート
4.  初セーリングの日
5. 雌鳥レガッタ カナダ
6. セイラビリティハンガリー
7.  打ち上げ - Liberty
8.ラットランドセイラビリティ英国
9.  アドバンス虹の会 日本
10. 美しいADのセーリングUSA
11. 最初のセーリングオーストラリア
12. 北米AD選手権 USA
13. 国際AD選手権, France
14. IFDS 世界選手権
15. Great Lakes Regatta, USA
16. Upcoming Events
 

6.セイラビリティー ハンガリー 〜ゾルタン・ピーガン

私たちは、最初に3隻の303アクセスディンギーをハンガリーに運ぶのに苦労しました。まずは、オランダとフランス行きの他のティンギーと一緒にロッテルダムまで、コンテナで運びました。ロッテルダムからは、誰もブダペストまで、それらを運んでくれる人がなく、結局のところ、航空貨物でブタペストまで輸送しました。

障害児のためのサマーキャンプのあるベレンス湖で、最初のデモンストレーションを計画しました。そこでは、古い木造のディンギーを使って以前からセーリングをしていたのです。私の最初のセーリング・パートナーは、リサさん、9年間もセーリングの経験のある女性です。彼女いわく、すごい泳ぎの名人なんですって。だって、古い木造ティンギーはすぐに沈没しちゃうんだそうです。

湖の水位は、年々低くなり、湖底は、どろどろです。ティンギーを水面におろすことができたちょうどよい小さな湾があります。見過ごしてしまいそうな、この小さなハーバーの入り口には、右手に岩礁があります。無事に岩礁を通り過ぎ、ブルーグレー色の湖にでることができました。ところが、すぐにぬかるんだ泥の土手にはまってしいました。二人の青年が飛び込んで私たちを泥から引っ張り出してくれました。青年たちがボートの横にたった時、水がほんのわずかしかなかったの!

ともかく小さな湾まで、セーリングして、ディンギーをそこに停船しました。

新しいティンギーを撮影するために、テレビジョン2局・新聞社・3社と雑誌社・1社が取材にきました。それに、ハンガリーのスポーツ省のアシスタントであるスゼッター・P氏(ハンガリーでは、名前の前に氏名をいうので・・)と、障害者のためのハンガリー・スポーツ連盟会長パンクサ・J・セフ氏が来てくれました。リサさんによると、アクレス303は、いままでセーリングを学んで以来、最高のものだそうです。タック(風を斜め前から帆に受けて船を前進させること)した時に横揺れしなかったことにもっとも感銘を受けたそうです。ハンガリー セイラビリティーからは、もっと沢山のお話と写真を送ります。

7.打ち上げ(ブラスト−オフ)・・リバティー

フランク・ハモンド氏は、ヨット製作工場で35年の経験を持つプロのヨット製作者であり、ヨットマンでもあります。彼は、すべてのタイプのヨットをデザインし、製作してきました。彼は、オフ・ショアー・レーシング(沖合いでのヨットレース)、クルージング・ヨット、アメリカンズ カップ ヨット、オリンピッククラスのセーリングディンギーなどのデザインと製作に信頼のある人です。彼は、あるディンギーのデザインや、キールボートのデザイン・オフ・ショアーヨットとマルチホールズのデザインなどを競ったことがあります。色々なヨットの分野でも、州内、国内、そして国際チャンピオンになっています。ポートフィリップベイで30ノットの風で8.5ノットで波に乗っているリバティ

彼の最新作“ホライズン・スプリント”は、フィリップ・ベイ湾のトップ人気のヨットです。フランクス カンパニーは、ホライズンの製作会社であり、子供と障害者のためにセーリング プログラムを提供し、また、スポンサーにもなっています。フランク自身も、レースの戦略や計画、クルーのトレーニングやセール・トリムなどを考慮した個人・グループのコーチングをしています。

リバティー(自由)・・人が希望するようにできるための権利または力(オックスフォード辞典より)コクピットには殆ど水が入ることはありません!

アクセスディンギーのデザイナーであり製作者であるクリス・ミッチェルとともに、新しい“アクセス・リバティー”の処女航海テストのため、王立ビクトリアヨットクラブで会うことにしました。

ヨットクラブに行く途中、ポート・フィリップ湾の北端を見渡すことのできる絶景のポイントといえるメルボルンのウェストゲート・ブリッジを通りました。橋の上を吹く強風は、周期的な雨スコールの中、強い突風を伴ない、常時30ノットの南風は吹いているだろうと私は推測しました。テスト航海は、別の日に延期せざるをえないと思っていました。

とんでもない!クラブにつくと、クリスはむしゃむしゃと食事をし?計画通りセーリングしようとしていたのです。風力に対する私の早い時期の判断は、間違ってはいなかったのですが、雨スコールはすでに通過し、天候は改善していきました。

C5肢体不自由のコリンジョンソンはオレンジのボートの中でこの困難な状態の中で何も問題なくセーリングできました。このような強風条件の中で、リバティーの操縦の特徴は、たとえ控えめにいったとしても、驚くものでした。向かい風で、座席に水を全くいれることなく、船首は2メートルを超える波を乗り越えました操舵は、荒波の中でさえ快適に進めるようバランスよく操船する事が出来ました。同じようなコンディションの中、多くの他のヨットと違い、リバティーは、新しい針路にすばやく舵を向け、風の目を通りすぎることも躊躇しませんでした。ジョイスティック操作により 風下へメインシートとタグを緩めながらも、ヨットは、簡単に順応し、快適な航海をもたらしました。波をとらえ、その上で停滞してしまうのは困りました。同じ波の上で、文字通り艦隊となった3隻のヨットは、夫々の私たちに健康的なアドレナリンを大量放出するほど快適でした。

当てのはずれたサーファーのように、私たちは、何度も同じように針路を変えてみました。

夫々異なる乗り手の体重の重さや能力にもかかわらず、3隻のボートは、明らかに、性能の上では同じでした。新しいリバティーでのクラスレースもそう遠くないでしょう。

8.ラットランド セイラビリティ 英国 〜ジョン モーリー

ラットランド セイラビリティは、1995年の3月に設立されました。そのころは、一人の挑戦者しかいませんでした。それから2〜3年のうちに、さらに2名が増えました。私たちも、そのころ、ドレスコーム・ラガーと2隻のトリコン・ディンギーの所有者になっていました。ところが、アクセスティンギーのことを聞いたのは、1997年で、そのころから、私たちのために世界は大きく変化してくれました。非常に親切なスポンサーが資金を出してくれて、英国に初の6隻のアクセスディンギーを輸入したのです。現在17隻のアクセスディンギー(9隻のアクセス2.3と5隻の303・および3隻の303シングルシート)を所有しています。その他に、個人所有艇の2.32隻あります。ご想像通り、セーリングの日は、私たちの波止場は大変込み合っています。

私たちのセーリング メンバーの何人かは、熱心なレーサーであり、英国アクセスディンギー協会によるトラベラー・シリーズで競技するため、国中を旅行しています。アクセス2.3の国内チャンピオンは、ラットランド セイラビリティのメンバーであり、英国チャレンジャー・チャンピオンでもあります。

私たちは、美しいラットランドの水の上で、航海の自由を体験してもらいたく、様々な障害を持つ人々を招いています。私たちのドラスコーム ラガーでは、地方のデイ・ケアセンターからの 耳の聞こえない、そして盲目の子供たちや他のグループなど、特別に援助を必要としているグループのセーリングを手助けしています。

私たちは、沢山のスポンサー、特に国際ロータリー協会によるサポートを得ています。地方のロータリー協会も、私たちがかわいいアクセスディンギーを購入することを助けてくれる上に、波止場での手伝いにも参加してくれます。

今年 私たちの会員は、120名から218名になりました。自信を持って、ラットランド セイラビリティの未来を見つめる事ができる今日この頃です。

近い将来の最大のイベントは、ラットランドセーリングクラブで開催予定の、リバティーによるワールドチャンピオンシップが2005年6月に開催されることです。

皆さんとその地でお会いできることを楽しみにしております。              






















横浜 松永京子様協力




5.コーンウォール(コーンウォール地方)の「めんどり」レガッタレース(カナダ)

王立ハミルトンヨットクラブの11歳のアレックス・ヒューム

2003年9月1314日、コーンウォールの めんどり レガッタが、王立ハミルトンクラブで開催されました。子供たちのレガッタは、非常に操作の簡単なOPヨットから技術の要求される29erクラスまで、すべてのレベルから115隻が出場しました。オンタリオ湖では、レガッタレースは、以前より開催されていましたが、アクセスディンギーを含む子供のためのレガッタは、今年がはじめての開催となりました。私たちは、健常者とは違う、障害を持つ子供のために特別に設計されたアクセスディンギーで出場しました。このアクセスディンギーは、簡単にセットでき、レガッタでしていたように一人でも、それから二人で乗船してもセーリングできます。このボートは、非常に重いセンターボードがあるのでとても安全で、沈没したりしません。

アクセスディンギーはグリーンフリートというOPボートのグループと一緒に同じコースを、帆走しました。OPボートのスピードはアクセスディンギーより速いはずですが、いくつかのアクセスディンギーをゴールまでに追い抜くことを出来ませんでした。チェドック病院のCDRP(子供のための発達リハビリプログラム)に関係する2名、ギルマン博士と私、また、ミジガン州のレイノーク子供治療センターからアマンダ・シェミッヅとジョイ・レーブンの2名が参加しました。アクセスディンギーの中で1位になったギルマン博士おめでとう!博士と私は、夏の間、RHYCでセールプログラムをともに学んだ仲でした。

このレガッタを可能にして下さった関係者の皆様と私たちのコーチに感謝します。このイベントに私を招待してくれたCDRPにも感謝します。とても貴重な体験でした。かなりきつい2日間ではありましたが、非常に楽しく、すばらしい友達もできました。私は、障害を持った誰もが出る事を奨励したいし、来年も是非 “エーブル セーリング(航海できること)”に挑戦したいです。解放される気分なんて信じられないでしょうね。また、水の上であいましょう。