最初


はたして、このホームページにB&G財団のことを報告しても良いのだろうかどうか?判断に苦しむところです。
なぜなら、この財団は日本全国に500近くのスポーツ施設を寄付してきている大きな財団で、日本のマリンスポーツ振興の為に大きな役割を果たしてきたという実績を持っている団体です。
しかし、私のような一般人の単にセーリングを楽しんでいるだけの私には縁の遠い存在でしたから、名前さえ知りませんでした。
それで、この様な大きな団体を私たちが紹介する立場にあるのかと言う疑問がありますが、普及の説明をするためには、省略できません。

約3年前だろうと思います、B&G財団の企画担当部長の近江さんから最初の電話がありました。
アクセスディンギーの資料が欲しいとのことでした。
当時、事務所は江東区深川と言うところにありました、私はまだ其のころ東京に移ってきたばかりでしたから、事務所の場所もわかりませんでした。
地下鉄東西線門前中町の駅で降りると、B&G財団がどこにあるか、地図があると思いますという事でした。
「どんなところなんだろうと興味がわきました。」
なるほど、駅を降りて地図を見ますとB&G財団と大きく描いてあります。
つきますとそこはホテルの奥にあるスポーツジムの一部が、事務所になっていました。
其の時に対応していただいた方が、高橋企画課長でした。背が高くめがねの奥に少し神経質そうな眼が光っているというのが第一印象でした。
その後、高橋課長に多く接する事になりました。当時「舵」と言う雑誌に掲載されたアクセスディンギーの記事をご覧頂いた大学の先生がB&G財団に紹介したそうです。
私が持参したオーストラリアから送られたビデオテープをみた高橋さんは、大変感動されたようです。重度の障害を持つグレッグさんが一人でアクセスディンギーを操船するのは今までの障害者セーリングとアクセスディンギーが全く異なるプログラムになるだろうと高く評価してもらいました。
その後B&G財団の中でアクセスディンギーを色々な形で紹介していただいたようです。
しかし、時期は未だ到来しなかったという方が適切だったと思います。
最近、当時B&G財団に納品したアクセスディンギーが、普及に大変大きな影響をもたらしました。アクセスディンギー303が沖縄に導入され、東京のB&G財団のセンターに2隻の2.3ワイドシートが導入されました。
沖縄の303は、本部町と言うところのマリンピアザで今も使用されています。
東京のアクセスディンギーは現在江ノ島ヨットハーバーに移されて、セイラビリティ江ノ島の体験セーリングにつかわれいます。

一番最初にB&G財団のアクセスディンギーが浮かんだところは、何と江東区のプールでした。
紫とピンクの真新しい2隻のアクセスディンギーが、区民プールの水泳会の合間に浮かべてみようという試みでした。
区民プールの職員の方たちもこの奇妙な試みに興味深々でした、参加者には近くの母子が参加してくれました。
この催しは、それなりに成功だったと思いましたが、その後再度されたのか私にはわかりません。
また、横浜のスポーツセンターで行われた体験会、それにもっとも印象深かったのは、立川昭和記念公園での職員のためと一般公募による2回の体験会でした。風がなくしかも、日曜日で、スワン方足こぎボートが沢山出されて、其の合間を縫ってセーリングするのは大変でしたが、ここでも評判がよく、終わって片付けてからも、大勢の人達がさっきは乗れなかったと言ってきてくれたのには少し困りました。
残念ながら、今ではそれは思い出になってしまいました。

その後、B&G財団の組織が変わり、有力な支持者であった高橋さんが他のポジションに変わってしまったのです。その後トンとアクセスディンギーとの接触が少なくなりました。