2001年の冬の話です



●1月13日、寒かったのですが、アクセスディンギーの試乗会を江ノ島でしました。

●小学校の先生2人、横浜のボランティアの方2人、そしてダウン症の娘さんの3人の家族の少ない人数でした。

●最初に私は御父さんを乗せてぐる―ッと10分ほどセーリングをしました。

●次はお父さんと娘さんの番でした。グル―ッと20分くらいの時間回ってきました。

●戻ってくると私はお母さんに「今度は、お母さんと娘さんの番ですよ」と言いました。

●お母さんは、私はまだヨットに乗った事がありません。如何したら良いのか判りません。まず、先生(私の事)に教えてもらってから、娘と乗りたいと言いました。

●私は、それは娘さんから教わってください、と言いました。

●お父さんに、「娘にできると思うの?」、「出きると思う」とお父さんは答えました。

●お母さんは船酔いが心配ですとも言って抵抗しました。

●私は「このボートに乗れば、船酔いは忘れますよ」と言いました。

●お母さんは、渋々コートの上に救命胴衣を、羽織って娘さんの横に座りました。

●私は、桟橋から彼らの乗ったボートを離しました。

●お母さんは最初で何も知りませんから、操作は娘さんがしていました。二十分ほど経って帰ってきたときの、お母さんの顔はおどろきと喜びに満ちていました。
●「私は何もしませんでした。この子が私を、乗せてくれたんです。」

●私は船酔いはドウですかと聞きました。

●お母さんは「何もかも忘れてしまっていました」と笑顔で答えてくれました。

●もう一度、娘さんは父親を乗せてセーリングしました、お母さんは、その様子を一生懸命写真に撮っていました。

●私達夫婦は、その日彼らをアクセスディンギーに乗せることが出来て、本当に嬉しく思いました