近藤さんからの電話は、国際大会のあった2002年の暮だった。
まだ確定ではないが、京都さくらライオンズクラブがアクセスディンギー2.3広幅シートを4隻購入したいと考えているが、4月にはアクセスディンギーの体験会の実施を希望しているので、そのような予定で製造元に指示を出して欲しいとの電話だった。
ライオンズクラブで、支払いについて嫌な思いをさせられていて、まだ私の頭に残っていた。
寄付してくれる人が全て善良であるとは限らない。納入の段階で、支払いを渋る人がいる。
アクセスディンギーはNPOセイラビリティジャパンで輸入販売している。販売で得た利益は、NPO活動の費用に当てられるが、現在その費用が出せる程、充分な売り上げがあるわけではない。
正確に言うと殆ど出てこない。
もし仮にボート代金が回収できないようなことになると私達の活動は停止せざるを得ない。
そのような状況がわかっているのにもかかわらず、困る事を予想して支払いをできるだけ最後まで残す人がいる。
そんな事情で京都さくらライオンズクラブの注文には、注文書を交わすことにした。
私達の活動は、何処からも援助を殆ど頂いていない、セーリングを中心としたプログラムの普及が私達の主たる目的であってボートの販売の失敗によって活動の全ての目的の実現が失われる事があってはならない。
したがって、私達は回収ができないかも知れない危険な販売をする事は出来ないと言う事情を御理解していただきたい。
2月10に注文書契約を交わし、2月26日P&Oネドロイドの船に積まれメルボルンを出航し4月1日大阪に着きそこから京都に運ばれた。
最初の体験会はあいにく天候が悪く、盛況と言うわけに行かなかったようである。
セーリング体験会
何処でもそうだが、アクセスディンギーが導入されても中々うまくみんなが乗るような状態になる事にはいろんな条件がそろわなくてはならない。
琵琶湖はディンギーのメッカと言われるだけに、時々アクセスディンギーを琵琶湖で乗りたいとの問い合わせがある。
京都府セーリング連盟普及委員会は2003年8月から、セーリング普及の目的もあって、親子体験セーリングという名目でアクセスディンギーに初めて人にも乗れるようにした。
琵琶湖野近くに行かれる際には是非アクセスディンギー野体験をして欲しいものです。
詳しいことは→
2003 琵琶湖アクセスディンギー親子体験セーリング