設 立 趣 旨 書



1. 趣旨

 近年の、わが国の国民生活の近代化に伴い、一般的に自然と接する機会が、著しく少なくなってきました。それと共に、社会の中で各個人の孤立化がすすみ、疎外感を感じていると言われており、それが精神の荒廃を生み、それが大きな社会問題となってきています。

自然の中でのセーリングを中心とする、マリンスポーツが、障害者を含む青少年、高齢者の精神に良い影響を与える事は、充分考え得る事です。

 しかし、一般的にヨットを趣味としてはじめる事は、費用、体力、技術と言う数々の問題を解決しなければ簡単にはじめる事が出来ないのが現状です。

 アクセスデンギーは、障害、年齢、経験に関係なく、自由なセーリングを、すぐにはじめる事が出来ます。オーストラリアで実績の有るアクセスデンギーによる、セーリング活動SAILABILITYは、多くの問題を、テクノロジーと組織により解決する画期的な試みです。

 私達の目的は、各地に障害者・青少年・熟年を含むアクセスデンギーの小さなフリートを作り、その活動を援助する事に有ります。オーストラリア・アメリカ・その他のSAILABILITYで開発されたプログラムと設備の紹介と、各地に適した活動プログラムの開発を、勧めて行きます。

 小さな集団の各フリートでは、参加者が各々助け合い、励ましあって、アクセスデンギーによるセーリングを、中心とした活動を、行います。

2  申請に至るまでの経過

平成11年8月、受入先が決まらないまま、オーストラリアから4隻のアクセスデンギーが、オーストラリア総督サー・ウイリアム・デーンの推薦状と一緒に、大阪北港ヨットハーバーにつきました。その後、大阪市港湾局の紹介により、大阪市障害者スポーツセンター『アミティ舞洲』のスタッフによる高い評価を受け、大阪市に寄贈し『アミティ舞洲』がヨットの係留と維持費を、運営およびボランティアについては北港ヨットクラブの有志の協力と言う、極めて画期的な形で、アクセスデンギーの試乗会により、300名以上の新しいセーラーを生み出しました.。

従来の障害者セーリングには無い、自分自身によるセーリングは、主に障害者あるいはその家族、介護者に大きな自信を産み出す事が出来ると、多くの方の、評価を得る事が出来ました.。大阪市では、今年度、新に、四隻購入し、より一層のプログラムの充実を、進めることになりました.。

障害者スポーツセンターとヨットクラブの有志が、協力し、障害者のためのセーリングプログラムを、進める形は、その後、高知県でも高知県障害者スポーツセンターと高知ヨットクラブ有志という同様の形で、はじめる事が出来ました.。

この形は、参加者の方に、最も少ない費用で、セーリングの機会をもたらす事が、出来ると考えます。

しかしこの形を勧める為には、SAILABILITYが、どのような団体で、何を目的に活動を行っているのかが、明確に説明できることが、大切だと考えます。そうしたいくつかの環境や事由を踏まえ、検討した結果、特定非営利活動法人として法人格を有することが、そうした問題を解決する手段として最も適していると考え、法人格取得の申請を決意するにいたりました。

2001年4月25日

特定非営利活動法人  セイラビリティ ジャパン

設立代表者 住所又は居所   東京都渋谷区元代々木町30番8−408号

氏名   西井 伸嘉