ボートショウ
1999年10月に大阪から東京に、引っ越してきて全く右も左も、判らなくしばしば途方にくれる出来事もあった。
日本には、アクセスディンギーのようなコンセプトを持ったヨットの普及に力を貸してくれる人なんて見つけることができるのか?
そもそも、普及に具体的な力を貸してくれるところは何処にもないのでは、と疑いが出始めたころ、ボートショウにチラシを配れば効果があるのではと薦めてくれる人がいて、写真を拡大コピーをして、適当な説明文を作って、チラシを撒きに、有明ビックサイトに3日間通った。
チラシを配ってみてもからかいの人がパラパラいるだけで、他の輝くようなブースに飾られたボートたちを見てため息をついていた。
そのボートショウに都市構造研究所が、自社で開発した一枚帆のヨットをボートショウに展示していた。
最後の日の夕方に、ヨット設計の大橋さんに都市構造のブースに案内してもらい紹介してもらった。
それが雛元さんとの最初の出会いだった。
雛元さんはコンサルタントの会社を経営しながら、マリンスポーツとしてのセーリングではなく、レクレーションとしてのセーリングを楽しめる一枚帆のヨットや、布製カヤックの様なヨットを作ってたのだ。
それをボートショウで展示していると言う。
体験セーリングを一緒にしないかと、その時誘いを受けたがまさか、以後そんなにお世話になるとは、思わなかった。